理論と実践、かみ合わせるためには
9日、朝6時過ぎにスポーツ公園へ。有料になったという駐車場の視察のつもり。武道館付近の入口からはいり、ゲートを通って駐車。少し散歩もしてみる。途中、ラジオ体操の音が聞こえてくるエリアに入ると、何と大勢の人が何重にも円周をつくって体操を楽しんでおられる。世に言う健康志向、高齢者の方々のつどいの場の一つにもなっているようでした。
100円を用意して出口のゲートでカードをいれたら、0円という表示が。1時間以内は無料になっているのか・・・。事務所に7時ごろ着。9時過ぎに、ななくさの管理者、住宅さんに電話。8月出勤実績表をもらいに直接出かけました。ドアーをあけると、賑やかな笑い声。スタッフと利用者、この距離が「なじみ」というものに。4年間の実績だろうなと思うのです。
午後、全国研究集会の実行委員長をしてくれた小畑先生が来館。鳥取で先生が講師をされた集会の模様を詳しく聞かせてもらう。ひろく人権の視点で、1960年代をみていくと、運動の分裂は何であったかなどを示唆してくれます。田中角栄の新潟を「裏日本」ととらえ、「表日本」への怨念を武器に支持を集めていった、あの窓口一本化的なやり方。自らを「特殊」と位置付け、「特権」を得ていく手法が、ここでも作用している、と。地域から人権を構築する道筋を論議できたのが大きな成果です。
その後、急いで林病院へ。「林友の会」常任幹事会です。その後は、林病院の理事者の方々との定期協議の会。「こころの健康を守り推進する基本法」の制定を求める運動のことが話題となります。がん、循環器疾患、精神疾患が3大疾患だと世界保健機構が位置付けていること、しかし、日本は精神疾患にたいする施策がそこまで重要と位置付けられていない、といいます。、論議は、「基本法」はどういう位置づけなのか、労働条件などの問題も絡めないといけないのでは、などと続きました。今後も学習することに。
7時過ぎに帰宅。連れ合いの父母夫妻から「還暦祝い」が届いていました。ありがとう、の連絡をして、日ごろの不精を心の中で詫びたのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »