成年後見、葬儀前日
11日、火曜日。朝早くから目が覚めます。建国記念の日の祝日。50歳で亡くなり、この日が、生きていれば89歳の誕生日という我が父親。戦前の紀元節の日に生まれたから、瑞穂、という名にしてもらったんだろう、と推測したり。朝風呂で身支度。まだ暗いなか新事務所へ。追い抜くとき、犬の散歩している町内会長さんと朝の挨拶です。
雑務。この日急きょ勤務となった池田さんに、依頼者が池田さんの昔からのお知り合いだったこともあり、成年後見していたNさんの死亡と葬儀のことなど、伝えます。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。みんなの家だんだんのスタッフ、女性のSさんが急きょ入院になったことで勤務の組み立て、何かと頭を痛めています。
前日亡くなった100歳のNさんが生前に用意した位牌を持って、仏具店へ歩きます。位牌の赤字をとり、位牌の裏に逝去された日と年齢(行年)を彫り込むという作業をお願いです。対応してくれた店主さん、「みんなの家」の介護のとりくみ、よくやってくれるという声、周りの人たちからよく聞きますよ、と。
安置されている葬儀会社に走ります。お棺に入っているNさんの顔を拝見、線香を手向けて合掌です。対応してくれる女性スタッフさんたちの心配りに感謝です。
新事務所に帰り、残っている野菜を鍋に放り込んで昼食です。
午後、Nさんが生前に永代供養をお願いし供養料を支払っているお寺さんに連絡をいれます。前日亡くなり、翌日がお葬式になったこと、お骨を持参させていただきたいことなどを伝えて了解をもらいます。
夕方、歩いて母親のアパートへ。サンドイッチとスープを持参します。3日ほど訪問しなかったからか、「どうしょん、忙しいんかな」と心配してくれていました。顔を見せるのが一番の薬かな、と思うのですが。
新事務所にかえって、テレビ、読書、書類の整理など。100歳で亡くなったNさんの経歴が載せられている書類などにあらためて目を通すのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »