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岡山県地域人権問題研究集会2019

|19年02月3日 |中島 |

2日、土曜日。朝、新事務所へ。

雑務。この日は岡山県地域人権問題研究集会2019の開催日。8時15分ごろ出発。岡山市役所近くの駐車場にタントをおいて、勤労者福祉センターへ。江田・青年がいち早く来てくれています。5階の体育集会室へ。実行委員会のメンバー30人余りで、袋詰めと会場設営。封筒には冊子とビラなど15枚がはいります。

10時開会。176人の参加。午前中の全体会、主催者あいさつにのあと、小畑実行委員長が、「市民による政策提案」をめざして、と題して基調講演。特に、西日本豪雨災害を基本的人権の視点から検証していくことを強調され、分科会設定にその位置づけがなされている、と話します。また、憲法を壊す政治のもとで改憲をねらう安倍政治は、地域から草の根のとりくみに力を注ぎ統一地方選挙でも無所属でなく自民党籍を表に出さす流れを、また天皇を戴く自民党憲法にもとづく政治をめざしてそのとりくみを強めている、それだけに日本国憲法にもとづく政治を確立させるために今こそ市民と野党の共闘が大切になっていると強調されます。

倉敷民商裁判について禰屋町子さんが、浅田訴訟について浅田達雄さんが、それぞれ訴えられました。禰屋さんは、検察や公安警察の取り調べに対して黙秘を貫き428日の勾留に耐えられたのは仲間を裏切らないという一念だった、と話します。浅田さんの闘いも、岡山市の不当な福祉サービス不支給決定に対して仲間たちの支援があったからこそ続けられ勝利できたと話します。

午後は、3つの分科会。第1分科会、西日本豪雨災害と基本的人権、第2分科会、教育分科会、第3分科会、平和、です。

当方は第1分科会に参加。基調報告・西日本豪雨対策と基本的人権、小畑実行委員長にアドバイスを受けながら5人の青年がまとめたもの、代表して中島青年が報告。続いて、3人の方々からパワーポイントを使っての報告してもらいます。須増伸子県会議員は、被災者と立ち向かう、と題して、1200ヘクタールが3日間にわたり3メートルから5メートルという深さで浸水した真備町での大洪水にいたる時間を追いながら浸水していった経緯、小田川の決壊の究明(流下能力、堤防の高さ、ダムの大放流)、これまでの検証内容、そして被災された方たちの要求実現の内容など、わかりやすく話してくれました。また、避難できず、襲う水に対して2階建ての屋根のうえまで上がれず亡くなった方たちのこと、避難できた高齢者の人たちの避難所での苦難の実例なども。

続いて、総社市下原・佐古自主防災組織の川田一馬さんから、自主防災組織のとりくみについて報告をいただきました。7月6日の23時35分にアルミ工場爆発がおこり、市災害対策本部から直ちに全戸・全員(110戸・350人)避難指示が出され、自主防災組織の7人の方たちが全戸に避難を呼びかけた。そして7日の2時30分ごろには大半の住民が避難終了。4時30分には21世帯の班の最後の人たちが避難、8時には全住民の所在場所と犠牲者ゼロを確認できた。と、ひとりの犠牲者も出さなかった取り組みを振り返ります。自主防災組織は平成24年4月に設立、避難訓練や災害ボランティア講座・演習なども。避難訓練では、大洪水・地震・夜間の訓練を行い、要配慮者への対応として、毎年車椅子を使っての訓練も行ってきた、と説明。自主防災組織の自覚的な結成と日常的とりくみ、そして行政からの情報の受け入れと対策支援、これらが有機的に結び付いた成果だと話されます。

3人目は、「市民に寄り添った復興と真の自治体労働者のあり方」と題して、高梁市職員労働組合の岡崎(さきの大字が立)加奈子さんが報告。1、高梁市での被災状況、2、その自治体労働者は、3、被災を通じて感じたことの柱で、「災害時にあらためて感じた自治体労働者論」を話されます。岡崎さんの所属する福祉課の職員さんたち、7月の平均超過勤務時間は150時間、体調は、食欲不振、眠りの浅さ、体重のいちじるしい現象、イライラ感などメンタル不調が襲っていた。労働組合として、職員にエールを送りながら要求実現に奮闘してきた。そして「こんな甚大な災害、二度とあってほしくない。でも、起こった時のために今回の災害を教訓にして被災者の声をしっかり反映して災害に強い自治体づくりを、市民のため、被災者のため、災害時の一人一人の対応が被災者に寄り添うもの、に。被災者のため、を実行するためには日頃から地域の住民と一緒に運動を進めていくこと、声を聴くことの大切さを実感」されたと話してくれました。

全体を通して、県や各自治体の職員のみなさんのそれぞれの奮闘を大切に評価したいという思いを持ちながら、行政として日常的に地域に根差した福祉と防災にかかわる対応が展開されていたか、災害に対する行政としての構えができていたか、それらをまず検証していくこと、そして住民参加の防災計画の策定、コミュニティの自主的な住民連帯による防災組織の活動などの大切さを話し合ったのでした。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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