貧困と格差、学習と実践
|09年06月7日 |中島 |
6日、朝は事務所で資料の整理。
午後から、岡山県自治体問題研究所38回総会へ。記念講演の竹下登志成さんの話が面白かった。現代の地域事情と自治体の役割、と題したもの。貧困を、「不安」、「人と人の格差」、「地域間格差」、の3点で絞って具体的現在の世相、状態を示す。そして構造改革の中身、財政健全化と買うサービス、市町村大合併、道州制の狙い、研究所の課題、などに話はつながる。最後の研究所の課題について、研究・調査での「事実の重み」を強調され、そのことを追求することは、地方自治を発展させることになると。
総会では、来年5月末に、地域人権問題研究集会を予定しているので、10月開催の全国地方自治研究集会の成功と合わせて取り組んでほしいと要請。また、自治体研究所発行の「地域再生と町内会・自治会」ブックレットを買ってきました。
夕方、城地下で路上生活者への炊き出し支援。2月から始まっているが、今回初めて参加。支援者が20人ぐらい、食事を求めてきたのが17人。それでも50人分の中華どんぶり、がほぼなくなる。かつて高校部落研を指導していた元教師が別の立場で支援に関わっている様子。当方は見守る程度。帰りの道で、食事を摂られた方とばったり、互いにどうも、という程度のあいさつを。彼らも支援者の対応をよく見ているようです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »