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県立図書館で学習会

|15年04月20日 |中島 |

19日、日曜日。小雨の中、早朝の配りもの。終えて、久し振りに自宅で朝食、白いご飯とみそ汁などをいただきます。

朝風呂もいつもよりゆっくり。歩いて7時過ぎに新事務所に。キーを忘れたことに気が付いて、連れ合いに連絡。新事務所に持ってきてもらいました。自宅を出るときに傘のことが気になって、肝心のキーを持たずに来てしまいました。こんなことがときに出現します。ひとつのことに気がとられてしまう、現象です。

午前中は雑務。ゆっくりです。NPO法人理事会、小規模多機能事業所の処遇加算申請書、後見している方の施設申し込み、いろんなことが頭をよぎりますが、少し間をおこう、今日は読書と勉強の日、と割り切ります。

昼食も事務所でご飯を炊いて親子丼をつくります。

1時過ぎに県立図書館へ向かいます。学びのひろば、主催の学習会です。小畑隆資先生の「明治憲法の政治学」、第7回目となります。1930年のロンドン海軍軍縮条約をめぐっての国内での対立、そのやりとりから明治憲法を読み解いていきます。11条の統帥権、12条の編成権、55条の国務大臣の輔弼、このことをめぐる内閣、海軍省、海軍軍令部の主導権争いによる対立と妥協などが人物の動向などもあわせてせつめいされます。政友会や枢密院と美濃部達吉の憲法論争などを材題に、明治憲法が、天皇親裁と万機公論の両面を併せ持ち、それをそれぞれの立場で利用しようとする一面としてとらえることができました。

美濃部達吉の「海軍条約の成立と統帥権の限界」に言われている、「軍部の当局は、自らの戦争の任にあたるべき当事者であるから、いやがうえにも戦闘力を強からしむることに努ることが当然の傾向であって、・・・・これに絶対の価値を置くことは、国家をして軍国主義の弊に陥らしむる恐れがある。その(軍部当局)意見は・・・唯参考材料たるに止め、それを如何ほどにまで採用するかは、専ら政府の決するところとなすことが、国家のためにぜひとも必要である」と言うくだり、言いえて妙、この「軍部の当局」を今日的に置き換えて、一部特権的な体質をもつ機構や組織に当てはめても良いと思ったりします。

終えて、運動公園で少し散歩。ファジアーノの試合が終わった後でした。新事務所にかえってしばし休憩。7時前には自宅にかえって、夕食でした。

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