沖縄・岡山連帯のつどい

17日、火曜日。朝、新事務所に。

鈴木良先生の訃報が届きます。えっ、体調が悪いなどとは聞いていなかった、と。かつて登記簿に載せられている地名のことで当方が頭を悩ましているとき、もう一人の研究者の方もつれて岡山に来てくれてアドバイスいただいたこと、思い起こします。

前夜の会議で教えてもらった、オール沖縄の新基地建設反対のとりくみを紹介した雑誌に目を通します。まさに革新、保守を問わず、沖縄の人たちの共通する心からの願いを実現させるための、その闘いは感動的です。テレビでの国会論戦で、辺野古の海に新基地をつくらせないという立場で論陣を張って安倍内閣に鋭く質問している、志位さんの場面も聴いてみました。

夕方、ＪＲ備前三門駅から岡山駅に。同じ列車に乗っていた明石さんと、国際交流センターへ。

この日は、沖縄・岡山連帯の集い。沖縄革新懇の事務局長、宮城達さんが来てくれて、オール沖縄・島ぐるみの闘いの系譜と教訓を時系列に話してくれます。

1995年以来４回の大きな県民集会、その内容と組み立て方も含めた教訓、２０１３年のオール自治体の「建白書」作成、２０１４年１月の名護市市長選挙の勝利、その後の自民党国会議員と当時の仲井真知事の公約破り・県民裏切り、県知事選挙、そして衆院選挙の「しなやかなオール沖縄の共闘」という段階にまで到達したことをリアルに報告してくれました。

各団体から檄布を手渡します。みんなの家のスタッフや利用者さんから頂いたものもきちんと宮城さんに届けました。沖縄の歌、平和の歌、連帯の歌、これらをギター歴４年余りの住友さん、１年少しという上村さんたちのグループが演奏してくれて、みんなで声を合わせて歌います。こんな場がいいですね、そう思う自分をまだまだ若い、と思うのです。

終えて、講師の宮城さんを囲んで少人数で食事会。宮城さん、山口県の大学生時代、八鹿高校事件で現地に出向いたことがある、などと話し合ったのでした。宮城さんには翌日の岡山での行動もあり、１０時にはその食事会も閉会でした。