23日、木曜日。朝、新事務所に。農園あたりを散歩、途中、西崎食堂で350円の朝定食をいただきます。

戻って雑務。田中青年来所。運動に取り組んでこられている先輩諸氏の意見、それぞれの体験などを通じて貴重なことが反映しているのでは、という話にもなります。

この日は休みの住宅さん来所。みんなの家ななくさ、だんだん、合同の運営推進会議がある日なので、そのレジメや資料を持参してくれて、打ち合わせです。

県人権連の吉岡事務局長が来所。民主会館の店子さんからの要望、県人権連宛に届いた、ある大学に関係する匿名の「パワハラ告発文」、これらの対応を相談です。

昼ご飯を食べに行く時間帯を逸したので、事務所でパスタを湯がしてレトルトのミートソースをからめて済ませます。

午後、税理士事務所のＫさん来所。3月末までの会計処理の点検をしてくれます。決算見込み、概算も示してくれました。

夕方、運営推進会議に参加してくれた竹本さん、顔を見に来たよ、と覘いてくれます。連日ご苦労様です、とお礼です。

民主会館へ歩いていきます。6時半から、ＮＰＯ法人地域人権みんなの会の理事会です。事業所から5人参加してくれて合わせて13人の会議でした。各事業所のとりくみの概要を話してもらいます。経営状況を当方から報告です。様々な人権課題についても報告と論議が続きます。利用者さんのなかにも困難な生活を余儀なくされている人たちもおられます。地域で相談活動を行う上でも、事業所のスタッフの人たちにも朝日訴訟のＤＶＤでの研修も必要かもしれないなどと。

終えて、喫茶・ひまわりに。夜はお休みの日でしたが開けてくれて、お好み焼き、焼きそばなどをいただきながら、県人権連総会に関連しての相談が続きます。

22日、水曜日。朝、新事務所に。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さんと打ち合わせ。送迎車の保険、利用者さんのプラン変更や入退院のこと、スタッフの体調のことなどを聞かせてくれます。

朝、散歩していなかったので、歩いて吉野家さんへ。牛すき鍋膳をいただきます。往復30分ぐらい歩くことになりました。帰り道に見つけたのが、写真の牡丹。見事に真っ赤です。

午後、新事務所に人権連の役員の人たちが集まります。構成するメンバーも入れ替わりつつ、話合いは夕方まで続きます。将来を見越しての幹部養成への思い、それに応えてくれるか、そのための課題の共通認識を、そしてその打開にむけた意思統一は、などと繰り返しの話し合いとなりました。

21日、火曜日。久しぶりの晴天の朝です。新事務所に。

気持ち良い空気を吸いながら散歩代わり、コンビニ経由で民主会館に行き、管理人さんと朝の挨拶、野菜を食べてるかなと話して、届いている書類を持ち帰ります。

新事務所にかえって雑務。後見しているＮさんの施設に連絡、介護度の変化がありその介護保険証のコピーをファックスしてもらいます。

10時半ごろ出発して、みんなの家かるがも、に。5周年記念誌の最終校正です。管理者の吉永さんと、30分ほどでした。南区まで出てきたので昼ご飯、少し思案します。あの店、この店、と。決断が付かず、新事務所にかえって、スープを作り、レトルトのシチュー、そして2分チンすると食べれるご飯で済ませます。

午後、みんなの家だんだの管理者としての住宅さん、そしてスタッフと将来を見据えての話合いです。

市民税特別徴収の対象から外れる元スタッフの書類を作成。ちょうど来所した田中青年に乗せてもらって岡山市役所分庁舎まで。物言わぬ岡山市職員が受け取るだけでした。本来、こういう収税は行政の仕事ではないのか、わざわざ事業所が書類を持参までしているのに、その態度はないでしょう、とまた頭が持ち上がってくるのでした。制度上の問題であるのはわかってはいても、いまのやり方が当たり前と思ってしまう風潮がしんぱいなのです。

事務所にかえって、しばし休憩。この週のさまざまな予定、どう組み立ててきちんとやれるか、頭をめぐらします。

写真の花、朝、民主会館から新事務所に帰る道すがらに咲いていました。そろそろアジサイのシーズンかな、とおもったり。

20日、月曜日、またまた雨の朝です。新事務所に。

雑務。月曜日定例の朝の打ち合わせ、住宅さんが来所。前日の休みの日、利用者さんのことでたくさん連絡が入った、と。その内容も聞かせてもらいます。

明石さん、来所。革新懇のニュースを届けてくれます。宇都宮健児弁護士の著書に、「正義が勝つ」ための組織論などもあるようで、運動を組み立てる手だてなども話題になります。5月3日の憲法集会、4月16日発足した戦争立法に反対する共同行動実行委員会のことも。

昼ご飯は、パスタを茹でてレトルトのソースをからめていただきます。イタリア料理を食べるための下準備です。

午後、パソコン会計入力でＡさん来所。岡山市の中区で小規模多機能を展開されている経営者とケアマネのお二人が来所。1階の、だんだん、の部屋で住宅さんと一緒に懇談です。利用者さんの確保のためにどうすればよいのか、という問いかけから、施設、スタッフ、管理職の人たちの構え、広報、地域の人たちとの交流、役割の自覚と現状認識、頼りにされる相談活動、運営推進会議の大切さ、などさまざまに分野での話になります。最期には、マンパワー、人づくりが大切ですよね、という話に。

夕方、利用者さんのことで相談が続きます。家族の方との率直な話し合いができる信頼関係、その構築へスタッフの連携は欠かせないのです、と実感でした。

19日、日曜日。小雨の中、早朝の配りもの。終えて、久し振りに自宅で朝食、白いご飯とみそ汁などをいただきます。

朝風呂もいつもよりゆっくり。歩いて７時過ぎに新事務所に。キーを忘れたことに気が付いて、連れ合いに連絡。新事務所に持ってきてもらいました。自宅を出るときに傘のことが気になって、肝心のキーを持たずに来てしまいました。こんなことがときに出現します。ひとつのことに気がとられてしまう、現象です。

午前中は雑務。ゆっくりです。ＮＰＯ法人理事会、小規模多機能事業所の処遇加算申請書、後見している方の施設申し込み、いろんなことが頭をよぎりますが、少し間をおこう、今日は読書と勉強の日、と割り切ります。

昼食も事務所でご飯を炊いて親子丼をつくります。

１時過ぎに県立図書館へ向かいます。学びのひろば、主催の学習会です。小畑隆資先生の「明治憲法の政治学」、第７回目となります。１９３０年のロンドン海軍軍縮条約をめぐっての国内での対立、そのやりとりから明治憲法を読み解いていきます。１１条の統帥権、１２条の編成権、５５条の国務大臣の輔弼、このことをめぐる内閣、海軍省、海軍軍令部の主導権争いによる対立と妥協などが人物の動向などもあわせてせつめいされます。政友会や枢密院と美濃部達吉の憲法論争などを材題に、明治憲法が、天皇親裁と万機公論の両面を併せ持ち、それをそれぞれの立場で利用しようとする一面としてとらえることができました。

美濃部達吉の「海軍条約の成立と統帥権の限界」に言われている、「軍部の当局は、自らの戦争の任にあたるべき当事者であるから、いやがうえにも戦闘力を強からしむることに努ることが当然の傾向であって、・・・・これに絶対の価値を置くことは、国家をして軍国主義の弊に陥らしむる恐れがある。その（軍部当局）意見は・・・唯参考材料たるに止め、それを如何ほどにまで採用するかは、専ら政府の決するところとなすことが、国家のためにぜひとも必要である」と言うくだり、言いえて妙、この「軍部の当局」を今日的に置き換えて、一部特権的な体質をもつ機構や組織に当てはめても良いと思ったりします。

終えて、運動公園で少し散歩。ファジアーノの試合が終わった後でした。新事務所にかえってしばし休憩。７時前には自宅にかえって、夕食でした。

18日、土曜日。朝、歩いて新事務所に。

雑務。しばらくして、民主会館へタントで向かいます。県人権連の幹事会です。早くからこられているメンバーと懇談です。高梁でピオーネを作っているＨさん、久しぶりです。農薬に負けた、と顔面が脹れています。あまーい自慢のピオーネのことを通じて昔の楽しかったことも思い起こします。

会議は、県連総会のことが中心です。事務局の諸準備が大変ですが点検が足らないこと、いろいろ影響してきます。東日本大震災復興支援バザーの提起などはみんなで成功させようという事務局の提案が賛意を得て受け入れられています。

終えて、数人としばし懇談。遅くなった昼食、大福園にＦさんと走ります。八宝菜定食、あっさりしています。ご飯もはずみます。

民主会館に戻り、しばらく待機。保佐していて亡くなったＴさんの遺骨などを受け取りに、午後３時ごろ四国の身内の方が来られることになっています。結局４時過ぎにお二人、無事到着されました。残された衣類や、最期の場となった協立病院で撮ってくれた写真などを手渡します。身内の方も、Ｔさんが岡山に来られたことの経緯もあまりわからない様子でした。こちらが持っている書類を見てもらいながら推測するしかすべがありませんでした。親切に葬儀までしてもらい、と何回もお礼を言われます。とりあえず、保佐人としての役目をはたしてホッとします。

夕方、新事務所に帰ります。そして、ちょうど６時、ＪＲ備前三門駅から岡山駅に出て、アジア国際センターに。Ｕさんと久しぶりに懇談です。一般財団法人岡山県民主教育研究会が発行する「あなたとともに考える人権ブックレット」の第４弾、来年の２月発行のことで相談もしたり。また、アドバイスをもらうことになりました。