16日、朝はやくからＧ安さんの訃報連絡をあちらこちらへ。久しぶりに声を聞く人も。元気に高齢者大会にいってきたという大阪のＫ谷さん、病気療養中のＭ田さん、耳が遠くなってなかなか話が通じないＳ司さん、何回かけても電話に出ないなか、近所の人に連絡してもらって活動中にかけてきたＴ本さん、などなど。

高梁市で夜7時からのお通夜。地元のＭさんとともに出かけた。昔からの知り合いの息子さんなどとあいさつ。90歳の最後の瞬間、かけつけて間に合ったといいます。

この日、岡山市人権啓発活動補助金対象事業の後期分につい説明を受ける。前期で14事業・450万円分が活用され、後期は残り350万円となってるといいます。ＮＰＯ地域人権みんなの会が、12月5日予定の「認知症の人の人権と介護の視点」学習会を予定していますが、これを対象事業としてもらうための書類などの話でした。
岡山市人権啓発活動補助金対象事業の募集

午後、「二代目高橋竹山・津軽三味線演奏会」の案内を持参して、Ｏ崎さんが来館。話は、猿回しのこと、歌手のチョー・バクさんや笠木とおるさんのこと、などに及びました。あの豪快なでしぼりあげるような歌い方の「ヨイトマケの歌」を思い出しました。
2代目高橋竹山、演奏会

15日、ななくさの次の事業所のことで急にせっつかされた気になった。場所はあそこでよいのか、資金繰りは、人材はいるのか、利用者の確保はできるのか、などなど。

これらをまとめる上で、まずは机上のプランづくりをして、見積もり書を丹念に見てみる。地元の推進役のＮさんと17日に会うことも確認。岡山市への申請書類も引っ張り出して整備上の関係も見つめなおす。

この日は、当方の誕生日。昔は敬老の日で祝日だった。相方は残業。晩飯は自分で段取りしようとデパ地下に出向いて、自分の好みを買い出し、贅沢な気分で一人ゆったりとビールを飲みながら、少しは人生を振り返ったのです。そのあと、息子からケーキをとジュピターが入ったＣＤ一枚のプレゼント。

この日、長年の運動の大先輩、県人権連のＧ安顧問の訃報が夕方にはいりました。16日がお通夜、17日朝10時から高梁でお葬式です。我が誕生日と亡くなられた日が重なりました。

１４日、朝刊で市長選挙の結果を。投票率44％、現職が得票率37％、88918票で当選。有権者比では、16％となる。５人の新人が63％の批判票をわけあった形。決して信任されたとは思われないが、それでも当選。時々の選挙のあやでもある。市民の声をきちんと反映するにはどうするかが、問われているのでは。
事務所に来られた、Ａさん、Ｍさん、やはり市長選の話。

ななくさ事務長が給与を持参してくれて懇談。介護認定更新の話。ななくさの利用者ではないが、認定内容が変更されて、介護度4の人が要支援2になった事例もあるという。もともとコンピューターでの判定は実態を正しく反映しないものだという批判があったが、変更内容はあまりにも酷いようだ。
現場からの告発が極めて必要となっている。それをどう把握し組織化するかが、なににおいても重要だと思うのだが。

１３日、朝は「人権21」１０月号の原稿書き。たった８００字ほどだが、伝えたいことをこの字数でまとめるに苦労する。

昼から、その「人権21」読者会。事務局の方の熱心さに集まった人が多い。認知症特集の執筆者、ななくさ事務長、認知症の人と家族の会のＴさん、も参加。

話はひろがって、現代的特徴として人間関係障害を持つ人とその狭間で揺れ動く家族への支援が必要。社会的政策は、若い家族に向かって健康的に考えられる制度が肝要、などと論議される。
また、かつての保護する対象であった「ぼけ老人」というイメージから脱却して、認知症の正しい理解がひろがること、一人ひとりの人権課題としてとらえることなどが重要、と話し合われた。

夜、ＮＨＫのテレビで大河ドラマを見ていると、テロップで岡山市長選挙、現職当選確実がでる。早く寝ることに。

13日、昨日の雨があがり、一層さわやかです。早朝の任務を相方と分け合う。こちらはバイク、相手は徒歩。歩くことを体が要求しているようです。

7時過ぎには母親と小学校の投票所へ。小学校では学区運動会と重なっているが、2週間前の衆院選挙と比べても、まだまだ人は少ない。

今日は、ＮＰＯおかやま人権研究センターが認知症特集を組んだ｢人権21｣の読書会が予定されている。さてどうするものか・・・。

12日、事務所を休んで、敬愛する候補者の市長選挙の車に。地元での朝立ちから始まり、高松・足守、御津、建部方面まで。なんと広いものか、政令市へ無理をしたことがよくわかる、これが実感。

途中、吉備津神社門前で休憩。場所を提供してくれた方、昔は廓もあって花魁もいた、という。足守では、モミの木保育園を初めて見る。園舎は大したものではない。しかし、画一的な運動場ではなく、自然を取り入れた広場、それも段差がある。子どもたちが集団で給食を運んでいたり、こっちによつて手をふる風景は子ども期をきちっと保障しようとする、ＮＰＯならではの保育園、と思ってしまう。

赤磐市の境では、実際は処分所、名前は動物愛護センター、その付近で休憩。知り合いの元教師のおうち。自治会長になって忙しい合間に野菜作りをされている。

自宅に帰ったのが9時頃。ひやけした顔に熱が残っているようで、早めの床入り。