11日から13日までの大阪での会議。全国人権連の大会に向けた最終の会議でした。大阪、兵庫などの地道でかつダイナミックな構えでのとりくみが参加者に元気を与えています。

事業活動が、ＮＰＯのみならず仕事おこしのために、高齢者福祉生協、共同労働のための協同組合法の制定のうごき、農村での高齢者連帯のとりくみ、などがいきいきと話されました。

かつて三門のみんなの会館を視察に来た神戸の参加者は、岡山の津山や三門のとりくみが参考になって、具体化している、と感謝されました。こんどはこちらも、各地のとりくみを地元に生かすときです。

１０日、1日中雨がふります。健康保険料が改定されていたことがわかり、ななくさ、給与の見直し計算。人によって違いますが、介護保険第2被保険者では、１００円程度低くなっています。後期高齢者医療制度の導入によるものでしょうか。

しかし、今朝11日の朝刊では、後期高齢者医療制度の平均的保険料が、全国で7万2千円ですが、7年後の2015年には、平均8万5千円となる、と厚生労働省が発表した、と報道されています。

今日から日曜日までの3日間、大阪での会議です。この会議も、後期高齢者医療制度の廃止に向けた、全国的署名活動を提起される予定です。

９日、備前市まで車で。久しぶりに、人権連のこの地域の幹部二人と話し合いました。７０歳のＫさんは、半年以上前に右手上腕部の筋を１本切断、その後運転もままならぬ、という状況。しかしその後も、地域の農機具利用組合やライスセンターの管理、中山間事業対象エリアの責任者として、奮闘されています。この人ならではの人柄で営農を中心にした連帯の人間関係が出来ていることが、話を通して伝わってきました。

５７歳のＫさん。自営の仕事で忙しそうでしたが、今後の地域の活動にかかわって努力しようということになりました。同時代をともにしてきた間柄だけに、気さくに話し合える、そんな関係が続くことをねがっての話し合いでしたが、まずは一安心というところです。

８日、昼から岡山人権問題研究所の理事会。理事５人が参加して、財政と専従配置などの将来構想について論議。重たい論議でもあります。

夕方から、今年３月7日に県から認証された、ＮＰＯおかやま人権研究センターの理事会。理事１１人中９人と監事、事務局など１４人の参加。弁護士、大学教授、福祉法人理事長、研究者、運動家などで構成されています。初回の理事会でもあり、発言は慎重な感じでしたが、最後の自己紹介では、この新たなＮＰＯへの期待がそれぞれ語られ、まずは無事に出航した、という雰囲気でした。

5日、夕方から、ななくさ、会議。3月から利用が始まったＩさんは、介護度5の方。宿泊の時には、インシュリン注射などの対応で、看護師が朝7時には出向くといいます。この方、病院を退院してからの利用ですが、在宅でななくさを利用して、より元気になった、入院時には敷居が高かった知り合いの方々が自宅によく出入りしてくれて、在宅生活を喜んでいられる、といいます。そんな話を聞くと、うれしいものです。

その後、7時過ぎから、県人権連青年班の会議。6人の青年が集まり、活動の報告と新たな青年会員の加入に向けた論議がされていました。いろいろな人権課題についても、率直で真剣な話し合いが和気あいあい、という感じで展開され、こちらも楽しく参加させてもらいました。

今朝、6日、事務所に来る道すがらの桜は、木によって満開、7分咲き、というもの。日曜日の朝、歩くということも手伝って、気分は、春爛漫。

4日、夕方にアジア国際センターへ、三戸さんと訪問。韓国商工会議所のメンバーと懇談。ななくさ、利用の相談をもちかけたコンさんとも久しぶりに。コンさん後見人的な役割で、亡くなった方の遺骨を韓国にとどけるお世話もされているという。

その後、旭川の土手下で、遠くにある夜桜を見て地ビールで乾杯。花粉症もほぼ全快、という感じです。