１４日の土曜日、雨の中事務所にきたが、台風がどうなるかが心配。早々に引き上げた。

ななくさの利用者の方々のことも気にはなったが、任せることとした。一日半ぐらい外に出れないことを想定して食料を確保。３時半ごろ、家路につくころ、聞きなれた連れ合いの声がマイクから。比例代表は・・・・、などと言っている。

めったに使わない雨戸までして、台風の通過をすごした夜でした。

１３日の金曜日、県人権連の商工就労対策委員会。税申告のあり方をめぐって論議が行われました。

重税に反対という立場で、納税者がその権利を発揮することを基本に、税申告をしていけることが主眼ですが、そこまでの意識と具体的行動に結びつけることが課題です。

国税庁のホームページを見ても、今年の住民税の増額があれだけ話題になっているのに、所得税と住民税を合算すれば、これまでと同額という表を示しています。小さく定率減税がなくなった分は増額になりますと注意書きはありますが。

そのうえ、消費税の増額を予定している与党や野党第一党。これらの根本問題を押さえた、申告相談活動、重税反対の運動が結びつかなくては、という思いがしました。

１２日、ななくさ、の７月給与の計算。

６月１１日から働いてくれている田中君。出勤日数がまだ６日ほどで、給与は５万円足らずです。しかし、健康保険、厚生年金は、予定している１か月分に基づいての計算で、まるまる１か月分を支払わなくてはなりません。雇用保険も含めて、１万数千円引かれます。

ワーキングプアという言葉が巷でははやっていますが、彼の場合も現状では大変です。若者が本気で働ける場としても、一定額の給与をだせることが必要です。経営の立場からすれば、介護保険報酬のことがどうしても恨みに思います。

夕方、ユンさんから電話があり、大腿骨骨折をしてから手術をして退院された母親が要介護1から要支援1に落とされた、という話。再認定調査を要求したという。

介護保険の給付抑制がここにもあるのかと思い、何べんも申請したほうが良いとアドバイスしました。

11日の水曜日、朝早くから、市内のさいせい会病院へ。緑内障の治療です。手術を両眼してから、もう2年近くになりました。最近は2ヶ月に1度、眼圧、眼底の検査ぐらいで、半年に1度ぐらい、視野狭窄の検査を行います。

今回から、医者にかかる前に行っていた、風圧での眼圧検査などが省かれ、すぐに医者による検査です。目薬を２種類３本ずつもらって、５１４０円かかりました。

この日、病院から事務所にかえってから、民主会館の１室で働くある女性に、定年になったらなにをされるの?、と聞かれました。あとで、そういえば収入もなくなっても、医者代などはずーといるんだな、などと考えると、将来の生活がすこし不安にもなりました。藤沢周平の三屋清左衛門残日録、の心境にも近寄ってきます。

10日の火曜日、午後から岡山人権問題研究所の第1回将来検討委員会。岩間理事長をはじめ、NPO・地域人権みんなの会の理事の吉野先生も含めた7名の委員のうち6名が参加。

5月19日の総会で、ＮＰＯ組織の創設を10月段階に決めていた。その具体的進行と中期的将来への組織のあり方などを検討する委員会。

事務局体制と財政の課題、そしてＮＰＯとして広い分野から人権を考える人々に参画してもらう、そのためにも、さらなるミッションの明確化、それを果たすためのそれぞれの役割などについて討議しました。だんだん、かみ合ってきたかなー、という感じです。

この日欠席した小林先生は、中国残留孤児国賠訴訟で和解にかかわって緊急記者会見に同席したからでした。

9日の月曜日、NPO・地域人権みんなの会の社会保険算定の申告に。社会保険事務所にまずは電話で聞いてからと思ったが、電話は通じません。金ちゃんに車に同乗してもらって岡山西保険事務所へ。

予想通り、入り口で車が混み合っています。一人事務所に入って、案内の方に算定の提出と告げると、待つと時間がかかります、といわれたが、待つことに。このコーナーは一人で対応されていた。

15分ほど待って、こちらの疑問を話して無事解決。社会保険関係はスムーズに窓口相談が進んでいましたが、年金コーナーはいっぱいのようでした。

夕方、ななくさ、で7月の打ち合わせ。21日に1周年の集い、運営推進会議、家族会議などを行うこととなりました。

写真は、私の近くの山沿いに生えていた、竹。たけのこから竹になるその一時期のものです。すくすくと素直に伸びているようで、心に残りました。