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身近な方の新刊、2冊

|11年10月29日 |中島 |

28日、朝は公園の散歩。そして、桑田町のパン屋さんでモーニングをいただきます。

事務所で雑務。12月3日の講師の唐鎌先生宛の文書などを用意して郵送も兼ねて、母親の食料の買い出しに出かけます。母親に、来週は東北支援に出かけるからと一声かけると、財布からとりだし、なにかと物入りになるだろうからこれを使い、と。固辞しても通用しない感じ、当方はいつまでも子どもなのでしょう。

事務所で待ってくれていた三戸さんと、この日曜日のまつりの出店のための品物を買い出しに。

この日、国民救援会の中元輝夫さんが、文芸社から12月に発行予定の書き下ろし手記、「海に墓標を ?父の最期の地 ベトナムへー」という本を贈呈してくれました。元版の時に読ませてもらいましたが、改めて冒頭から読み直しです。高梁市の川面という地域、その戦前の農作業や山仕事など、休む間もなく働きづめの父親、36歳にして召集され、石ころが白木の箱に入って帰ってきた経緯などが前半にくわしく述べられています。農家の暮らしぶりがよく理解できます。後半はまたの機会に紹介したいです。

夕方、岡山西口の全日空ホテルの19階の宙という会場で、元岡山医療生協理事長で、88年に県知事候補で奮闘してくださった水落理先生の米寿と発刊のお祝いが開催されました。水落先生が今回発刊したのは、なつめ、と題されています。丹波から岡山に持ち帰った木、それがなつめ。本人の半生をなぞらえているようです。岡山医療生協の発足時の責任者などのなかに、聞き覚えのある人の名も出てきます。先生が岡山医科大学を卒業しても、食べることに窮した時代、「プロレタリアート」のための医者になってみるのも面白いぞと空きっ腹で考えた、というくだりも、時代は人をつくるのですね、と面白く読めました。まだまだ、頑張っていただきたい、そういう気持ちが集まった祝う会でした。

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