休日の事務所は資料をあさる日
8日、朝食をご飯とみそ汁などでゆっくりといただく。日曜日ならではのことです。その後、県立図書館に借りた本を返しにタントを走らせました。後楽園の東側の旭川沿いは好きなコースです。三木記念ホール前で信号停車、見ると民団主催の「光復節」の看板があります。そして、一緒にAALAの韓国ツアーで同行してくれたYさんが対向車線を自転車で会場に向かっていて、声をかけます。
図書館は、最近、駐車場が満車の時が多い。前日の土曜日も行ってはみたが、長い駐車待ちであきらめて帰ってきた。この日は、開館前に出向く。だから本を返すだけ。10時の開館がまてませんでした。事務所について、メールを見て、かるがもの利用者が中旬から2名増えることなどを確認。
後は、9月下旬、神戸での「人権擁護法案シンポ」にシンポジストの一人として参加するその準備。レジメの構想を練るために、改めて過去の文書を読み返します。この法案は具体的には2002年から、遡れば、85年の解同の部落解放基本法構想等にも連動してくる。人権連などは憲法の保障する表現の自由に抵触するという観点で問題にしてきた。
民主党政権は、「人権侵害救済法案」の形で、国会答弁などでは、成立に向けて検討すると述べている。しかし、今日、かつて推進勢力の自民党は「・・・したがって、民主党の主張するような強力な権限を持つ人権救済機関を創設するべきではありません」と方向性を大転換している。
権力の保持のためなら、活用する、という程度の「人権」だったのか、と思わざるを得ない。そんなことを思いながら、まずは情報の再整理、頭へのインプットの日でした。
この日は、障害者団体が主催する学習会で、ななくさのS氏が介護の実態を報告。当方は参加できませんでした。障害者運動で言う「差別禁止法」などは人権擁護の上で肯定的。公権力、社会権力からの人権侵害救済に絞るという観点が息づいているからでしょう。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »