岡山市役所7階大会議室
28日、木曜日。朝、いつものように朝風呂で身支度。池にパンを投げ入れてやります。鹿田町の朝6時開店の木村のパン屋さんでサンドイッチなどを買って、新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。9時には利用者さんを迎へに走るの、とあわただしい。利用者さんのケアプランを策定していくうえで、ひな形に合わすテクニックではなく、その人、個人の全体的要求をいろんな人たちが力をあわせて策定し実践していく姿勢の大切さ、そんなことも話し合ってみたりの時間です。
田中青年、来所。利用者さんの生活を支える制度的な内容の吟味、ケアマネさんに伝えてくれていました。翌日のNPO法人みんなの会の2019年度決算に対する監査、その準備、改めて点検。整理して書面にしていきます。吉岡理事、来所。パソコンの調子もみてくれます。
野菜炒めをつくって残っていた豆ごはんで昼食です。
午後、みんなの家だんだんのケアマネさんとかつてケアマネをしてくれていた池田さんと一緒に岡山市本庁舎へ走ります。7階大会議室。ここはよく話し合いの場で使わせてもらったところ。懐かしいのです。
今年度第1回目の岡山市障害者施策推進協議会の傍聴です。会議の冒頭から入れさせてくれるのではなく、会議で傍聴させて良いかと議決してからの入場となります。前もって事務局に傍聴を申し入れ、了解とされたので出向いたのに、という感情が残ります。確かに条例に公開、傍聴などの項目はありません。傍聴者には、資料を回し読みできる程度の配慮(この日は担当職員さんが一人ひとりに手渡してくれました、しかし持ち帰りはさせてくれません)です。
議題は、岡山市障害者プラン及び第6期岡山市障害福祉計画・第2期岡山市障害児福祉計画の策定について、というもの。事務局から、参加された12名の委員さんに、策定の基本的な柱、市民アンケート調査などの概要を説明。委員さんたちからの質疑に応えていく、という内容でした。やはり、コロナ禍、あるいは西日本豪雨災害などのこともあり、委員さんたちは障害者が緊急時でも安心できる施策を求められていました。施設のこと、対応できる職員の確保なども提案されています。また障害をもつ親の立場からしてコロナウイルスに障害児が感染した時一人で隔離された生活ができるかとても心配、そんなことをどこに相談・訴えたら良いのか、などとその切実さを話されていました。基本計画は壮大過ぎて私たちの身の回りのことではないような気がする、という意見も。行政はきちんと受け止めさらにそこから学んで市民全体に活かしてほしいと改めて思ったのでした。
新事務所に帰ります。参加した3人で、障害者総合支援法と介護保険法に基づく施策利用をその利用者さんに適用させていくことに頭を寄せ合います。情報を集めて、全体のケアプランを作成していくこと、障害者施策にかかわる学習会を開催すること、相談支援専門員にもケアマネがつくるケアプラン作成に参加してもらえるための制度づくり、そのために多くの仲間と力をあわせていくこと、などを意思統一でした。
田中青年、来所。翌日の監査にかかわる資料も持参です。その資料も点検、最終的に7時過ぎに整理できました。よく頑張った一日、自宅で一人飲むビールが美味しいのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »