亡くなったら、頼むわ、と。

11日、水曜日。夜中に目が覚めて時計をみるとまだ2時前、足のしびれを感じます。そのあとは、うつらうつらの浅い睡眠がつづきます。朝、新事務所に。

雑務。事務局の安田さんと短時間打ち合わせ。田中青年来所。学童保育入所のための雇用主の印鑑が必要だったようです。少し、税の自主申告活動のことについて話します。

その後、保佐しているMさんの医療費を支払いに、まずは郵便局に。そして銀行にも。

成年後見制度で補助しているFさんのいる施設に走ります。今年2月で89歳になるFさん、いま風呂に入ったばかり、腰は大丈夫なの、と話されます。よく覚えていてくれたですね、と会話がはじまります。約45分、前に聞いた話の繰り返しが多いのですが、炭鉱などで働いてきたこと、多くの家族を養ってきたこと等を話されます。亡くなった後のこと、あんたに任せる、と笑顔で言われたりもします。まだまだ大丈夫だから長生きしないと、と。

帰りに、電話注文して関西町の喫茶・ひまわりに。モダン焼き、焼きそばを持ち帰りです。事務所に帰り、おにぎりも温めて、昼ご飯です。

午後、明石さん、吉岡君そろって来所。ちょうど、地域と人権・岡山版の校正、一緒にしてもらいます。

この日は、小規模多機能・みんなの家の合同事務局会議。ななくさ、だんだん、かるがもの管理者さん、ケアマネさんが集まり、合わせて7人会議。介護保険制度のうごき、社会保障推進協議会発行の「社会保障」などの資料を読み合わせて学習です。利用者さんの動向なども聴かせてもらいます。困難事例になるような方々が、それも独居の方が増えてきています。

NPO法人地域人権みんなの会が運営する介護事業所としての特長、これを理念と合わせていかに具体化できているか、また今後進めるかという話にも。

終えて、しばし休憩です。そして頭を休めるつもりで文庫本に目を通します。しかし、すぐ現実の切迫している課題に頭の回路が向いてしまうのでした。

7時半ごろ帰宅。前日からつづくおでんなどを肴にビールと少しの清酒。あっけない幕切れの相棒をみて、もう寝る、と布団に入ったのでした。