今日で7月も終わり。今日は、昨年7月1日の、小規模多機能型居宅介護事業所みんなの家ななくさの開設以来、管理者として奮闘されてきた、渡邊さんの送別会です。

利用者の方から親しみをこめて美佳ちゃんとよばれ、みんなから頼りにされてきました。その美佳さん、子どもさんのためにいったん仕事を離れなくてはならない状況になったといいます。

すでに6月から田中さん（英隆さん）、そして8月から藤沢さん（つたえさん）が新たにヘルパーとして働いてくれるようになりました。池田さん（トモ子さん）が、ケアマネを兼ねた管理者です。

8月から16名の利用者になることにより、これまでの短時間労働であった方の中からも、週40時間労働になる方もあります。

1年をこえたとりくみのなかで、それぞれの新たな人生に決意をこめた歓送迎会、となりますように。

26日、備前市や旧･真備町、矢掛町の知り合いに暑中見舞いを兼ねて電話。

備前市の方は、ご近所の田んぼのお世話をされている。毎日、涼しいうちから水の流れを調整して見回っている。体調が良くないから誰か代ってほしい、というのだけれど、いないので困っているという。ご夫人も毎週医者通い。

真備町の方は、腰が痛くて毎日整形外科に通っているという。家に帰っても座るのがつらく横になっているよう。外のとりくみには無理があるといわれる。ただ、選挙は期日前投票を済ましたようです。

矢掛町の知り合いは、まだまだ元気です。選挙でも積極的に動かれている様子が伝わってきました。

家に帰ると、数年前肝臓移植をされた方から暑中見舞いが届いていました。元気になられたことが伝わってきてうれしかったです。また、群馬県からも電話がありました。暑中見舞いのつもりで送った桃が届いたとのこと。昨年12月に亡くなった先輩、千本さんの奥さんと息子さんから、まず霊前にささげたよ、ということでした。

人とのつながりに、少し過去を振り返る時間でした。

NPO・地域人権みんなの会のたより、24号を8月1日に発行します。

会員の前谷君の息子さんの高校進学にかかわる悩み・不安は、一家族の問題ではない、という思いがしましたので、投稿してもらいました。

その他の内容は、NPO・地域人権みんなの会主催の9/22の「認知症の人の人権と介護の視点」学習会、12月3日の「教育と人権について考える学習集会」の呼びかけ、みんなの家ななくさ　の1周年のとりくみ、などです。

NPO・地域人権みんなの会の事務所がある、岡山県民主会館(財団法人・岡山県民主教育研究会の所有)の2階に入居していた、岡山県中高年事業団が7月15日をもって退室されました。

2階の和室、かつて1号室といっていたところ。改装していませんから、和室の部屋2つ、8畳と4畳半でしょうか。家賃は4万5千円程度です。改装しなくても入っていただける団体を募集中です。電話253-2611の民主会館まで。

中高年事業団は、三門小学校の正面、岡山市下伊福上町10-17(電話214-3588)です。

22日の日曜日、美作市の人権連の総会へ。事務所を10時30分ごろに出て、途中ラーメン定食を食べて、会場の美作市文化センターに着いたのが午後1時ごろ。

入り口で、山口(圭)さんの奥さんとばったり。昨年6月、岡さんの送る会の後自宅に寄らせてもらってから1年ぶり。圭さんは、やはり自宅でこもったかたちで過ごされているという。

総会は、74名が参加。今年5月15日で90歳になったという会長の坂元(丈夫)さんのあいさつは、その経歴をにじませながら今日の政治情勢を正確につかまえたもので、いまなお人間的な前進をされていると感じるものでした。

帰りに、自叙伝「海山超え来し幾歳月(上・中・下)」をいただきました。引き続くご健勝を、と心に思いながら、帰路につきました。

21日の土曜日、午前中は障害者の生活と権利を守る県連絡会が岡山市の選管に要請する行動に参加しました。

岡山市役所の無料駐車場は満杯。仕方なしに出ようとしたらまた別の車が入ってくる。もういっぱいよと声を掛けて、こちらは有料の法へ。ホッとプラザで話し合い。

郵便投票制度、代理記載投票制度の周知徹底、投票所での障害者駐車場の確保など、目前の参院選挙での対応も気になる課題です。また、点字広報の発行と対象者への届け方などもかなり問題があることがわかりました。

成年後見人制度活用者すべてが選挙権が剥奪されていることは知りませんでした。法の下での平等、という観点からも、早急な再検討が求められていると思いました。

午後は、ななくさの、の7月お楽しみ会と運営推進会議・家族会でした。全体では約30名近い集いになりました。

家族会の一員の後藤さんの大正琴にあわせた合唱、7月生まれの方3名を祝う誕生日会、そして家族、運営推進委員の合同会議、など貴重な時間でした。

家族の方のお話では、ななくさ、を本当に頼りにされていること、利用者の家庭での生活機能維持における家族の心の葛藤についてなど、大いに勉強になりました。