利用者のお一人Yさんは88歳の女性。私たちも以前から、なにかとお世話になってきた方です。

Yさんは、12月からななくさを利用。それまでは長年デイサービス施設を使っていました。

10日、NPO・地域人権みんなの会の金ちゃんが、「ななくさたより」の発行のために、去年のクリスマス会の感想を皆さんに取材。Yさんからは、当日のことだけでなく、日ごろのななくさの感想もいただきました。天国みたいなところ、職員みんないいひとで、とてもいいところなので、知り合いにも紹介されているとのことでした。

夕方、Yさんは、今日は気分転換に金ちゃんに送ってもらう、といいます。金ちゃん、すかさず、我が実家のおとなりのYさん宅まで、送ってくれました。

身近な人がいるという安心感は、別格のようです。

8日は、市内で、ある新春躍進の集いがありました

利用者のHさん(81歳)、Kさん(71歳)も参加されていました。

Kさんは、ななくさにかようことになって大変有り難い、と私に声をかけてくれました。

みんなで食べる食事がおいしい、一人では味気ない。お風呂にゆっくり入れるのが本当にいい。と感想を述べていました。Kさんがこれまでいっていた銭湯では、入浴客もすくなくなった影響もあり、お湯のでる量が少なくなったようです。銭湯の経営も大変です。

Kさん、9日は憲法9条を守るための宣伝にでます、10日には、ななくさにいきますと、いっていました。

無理をしないで、がんばってね、と声をかけながらも、こちらが激励されました。

前記に紹介した、住宅事務長の「地域と人権」に掲載の文章から、ポエムの部分だけ、先にご紹介します。

やっと港から船出した小さな船　「みんなの家ななくさ」号

今はまだ頼りないけれど　支えあう心　平和を願う心

誰もが尊重され共に生きる　そんな思いは灯台の明かり　　

強権政治の嵐が吹き荒れる海に　翻弄されることなく

いつかは船団を組み　自由の海を　平和の海を

目指してゆうゆうと　航海を続けたい

　4日はI子さん(95歳)が宿泊。渡邊管理者が夜勤。5日もつづけて宿泊され、住宅事務長が担当です。その他の利用者さんもお変わりなく元気に通所されています。

　国民救援会の竹原さんが、ななくさのびら15枚を新婦人の会･岡山支部に届けてくれました。新婦人の方からぜひほしい、と要望があったようです。

　岡山県人権連発行の新聞「地域と人権」07年1月15日号に、住宅事務長が、ななくさ、のたちあげと運営にかかわって、地域でのネットワークづくりの構想や将来につなげる役割を掲載しています。

　岡山民報の1月14日号には、管理者の渡邊さんが、「がんばっいます」企画に登場します。明日がインタビューです。

　3日の夜、80歳をこえる利用者さんの家族と外食しました。

　話は、ななくさ、のことに。病院への通院や理髪店、買い物への送迎など、本当に有り難い、と言われています。3日の昼食も届けられたようで、スタッフが本当によくやってくれている、と感謝されていました。

　それだけでなく、新しく利用されている方への対応も、｢みんな、ようやるわー｣と感心されていました。

　利用者の方々も、自身への対応だけでなく、全体に気配りされていることがよく理解できました。

07年もよろしくお願いします。

ななくさでは、年末年始もお休みではありません。

31日も通所サービスがありました。正月も必要な方には、食事を届けたり、状況を見届けに出かけてくれています。

私も、2日の日、利用者のHさん宅を訪問しました。すでに渡邊管理者がきてくれた後でした。

明日は、たくさんの利用者の方がななくさに集まります。

今年も皆さんの笑顔が輝くとりくみにしていきたいものです。